黄金の風だより

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「The Best of L'Arc~en~ciel c/w」(カップリングベスト)のすすめ

お久しぶりです。長いこと投稿をさぼっておりました。

大変うれしいことに、ブログを購読してくださっている方がいまして、その方のブログ記事は私にとってもドンピシャの内容となっていました。

それは、「L'Arc~en~ciel」←(文字を虹色にしてみました。「L'Arc~en~ciel」の意味はフランス語で「虹」)。

以前、このブログでも取り上げましたが、そちらも読んでいただけるとうれしいです。

thewindofgoldtakesmewhere.hateblo.jp

 

 

カリスマ性、楽曲のすばらしさ、メンバーのカッコよさなどなど、好きにならない理由がない(と僕は思う)のに、僕の周りで聞いている人は実は少ないんです。

それでも僕は聴き続けているのですが、今回は、最近ヘビロテしているアルバム、楽曲を紹介したいと思います。

 

まず、最近一番よく聴くアルバムが、「The Best of L'Arc~en~ciel c/w」。

これは、2003年に発売された、これまでのカップリング曲のベストになります。

ラルクをあんまり知らない人にとっては、「HONEY」や「LINK」、「GOOD LUCK MY WAY」など、大ヒットしたシングルやタイアップがよく知られていると思いますが、僕はラルクの神髄は、カップリングや初期~中期のアルバム曲にあるのではないか、と勝手に思ってます。

その中のおすすめ曲としては、「I'm so happy」「賽は投げられた」「get out from the shell」。

I'm so happy」はロックなメロディーライン、ストレートな言葉づかいと詩的な表現が織り交ざった歌詞が印象的で、僕がラルクのなかで一番好きな楽曲です。

 

「どうやら つけが廻ってきたようだ
 あるもの全て好きにすればいい
 それでもあぁ どうか悲しまないでほしい
 どんなに狂って見えても 笑われても

 花に 水に 光 流されてゆく
 言葉 途切れ 眠り
 月に 海に 痛み 何よりもあぁ
 あなたに会いたい

 さっき また何かがちぎれていって
 歩くことすら難しい
 それでもどうか殺さないでくれ
 あなたを愛しているから」

 

賽は投げられた」は、テーマが環境破壊に対する憂いとなっており、地球がこんなに傷ついているのに、それをどんどん加速させながら人間の文明社会や暮らしが楽しそうに発展していく様子を皮肉った歌詞になっています。歌詞もさることながら、メロディーラインもきれいで、サビではかなり盛り上がりを見せます。排気ガスを流すことを申し訳なく思いながら、運転しながら聴きたい曲ですね。こういうメッセージをさわやかな音楽にのせて表現する部分が、「ロック」だな~と個人的には思います。

 

「何もかもどうかしているよ
 それとも僕がおかしい?
 みんな幸せそうに愛を語る

 Love is Dead
 Sun is Dead
 Air is Dead どうして? 気付かない?
 全て無くなってしまいそうなのに
 I'm not inclined to play with my friend」

 

そして最後は「get out from the shell」。「賽は投げられた」とは打って変わり、かなりダークなメロディーラインの曲となっています。作曲はもちろん、yukihiro。「cradle」とか「drink it down」とかと通じる雰囲気がありますね。

 

「鼓動が深く脈うつ
 冷たく固い頭蓋の中

 神経接続不能
 眠れる森の君へキスを

 夢は夢のままで
 夢は夢のままで

 怯えた君はどこまでも
 螺旋の内部へと走る

 夢は夢のままで
 夢は夢のままで」

 

この楽曲のポイントはもう一つ、アルバムでこの楽曲の一つ前に収録されている「hole」というインストゥルメンタルがあるのですが、そちらもあわせて聞くと、なんだかおどろおどろしい世界に引きずり込まれる感覚を味わうことができますよ。

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それではまた、他のアルバムについてはいずれ触れたいと思います。